【楽書き】なぜ平均を知りたがるのか

楽書き

例えば平均年収と聞いた時「いやそんなにもらってねーよ」という声をあげる。そもそも自身が平均付近にいるという根拠はないにもかかわらず、自身や周りの人間を平均付近にいるはずだと思いこんでいる。(もちろん平均値は極端な値に引っ張られるのでボリュームゾーンが平均付近かは平均値だけではわからない)

そして「友達や同僚はもしかして自分よりも稼いでいるのか?」と考える、というか疑う。
なぜか自分の周りの人間を、自分と同じくらいだという前提から考えをスタートしている。そもそも自分と同じスタートラインかどうかも定かではないにもかかわらず、同等か下にみている。

もし平均よりも高かった場合は安心する。大半の人間よりも自分が上だと思う。

同年代であまりにも稼いでいる人がいれば、何かしら悪さをしているはずだと思い、その人が幼少から苦労していたエピソードなんかを聞くと、そもそもの境遇が違うからと別扱いする。

本当に突出したい気持ちがあるのであれば、今生きている時代でよく使われるプラットフォーム(会社でもSNSでもブログでもYoutubeでも)ではなく別の生き方を模索するべきだが、それができない。

集団で生きる以上、周りから外れたくないというモチベーションと、その周りの中で上位にいたいという気持ちは、多かれ少なかれ大半の人間が持っている感情であり、あとはその中でどれだけ自己を肯定できるかが平均的な人間なのだろう。

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