分析マインドにも必須!21世紀を生きるための4つの「C」

マインドセット

分析するということは何か新しい発見をするということ。

世の中にはいろんな分析手法があり、数学の力を使ったり何かツールを使ったりと、技術的なイメージもあるかと思いますが、実は分析するためのマインドがもっとも重要なのです。

これから分析者が持つべきマインドにまつわる4つのCについて説明していきます。

4つの「C」とは?

P21というアメリカの団体が提唱したスキルのことです。以下の4つで構成されています。

  • Creativity(クリエイティビティ)
  • Critical Thinking(クリティカルシンキング)
  • Collaboration(コラボレーション)
  • Communication(コミュニケーション)
Battelle for Kids
Partnership for 21st Century Learning

クリエイティビティとは

  • 創造性
  • 新しいものの見方
  • 新しい考え方やものを作り出す力

クリティカルシンキングとは

  • 客観的視点
  • 前提を疑うことができる能力

コラボレーションとは

  • 他人と状況や課題に応じて戦略的に活動を行なう力

コミュニケーションとは

  • 他人と意思を伝え合う能力

これらが21世紀に必要となるスキルとして提唱されています。

なぜ必要か

聞いたことがあるものが多いかと思いますが、改めてなぜこれが必要なのか。

それは現代における企業のような組織ではなく、より個が主体となったギルドという働き方をとった時代がやってくるからだと考えます。

本来のギルドの意味は特定の技能を独占するために作られた集団ですが、ここでのイメージは次に述べるようなものです。

  • その時々の目的・課題に合った編成
  • 健全な流動性(組織に縛られない)
  • より少数の人数構成

MMORPGのようなプレイヤー同士のグループがイメージとして近いかもしれません。

近代においてテクノロジーは急速に発展し、特定の組織の中で技能を身につけていれば生活ができていた時代から変化しました。
どこにいてもネットワークに繋がって仕事ができ、テクノロジーにより個人でも色々なことができるようになりました。テクノロジーは個人の生産性を大幅に向上したのです。

人は個人だけでも十二分に仕事をすることができます。しかし、一人ぼっちではなく、他人と繋がっていたい不安定な生き物でもあります。
人類は原始から今より少ない群れを形成し暮らしてきました。

命令系統のある組織ではなく、より個人の能力を活かせるギルドのような形態をとっていく人がこれから増えていくことは想像に難くありません。個人同士が繋がって仕事をしていくために、4つのCは必須と言えるでしょう。

仮にギルドとしてでなくとも、人口減少の観点からもより高い技能を持った人材が求められる時代となることは必然で、企業内で少数精鋭で仕事をするにもこれら4つのCは必要になるでしょう。

ここまでは4つのCが、これからの時代に必要なものとして説明してきました。
これらのキーワードが「人として」という部分だけではなく、分析に必要なスキルとして必須である理由を説明していきます。

分析のクリエイティビティ

分析=ロジカル

そんなイメージではありませんか?確かに分析を行なうための「手法」においてはそう言えるでしょう。

ただし、仮説を立てたり、どんな分析をするか、どんなアプローチでデータと向きあうか。

これらは創造性、つまり新しい価値を生み出す「アート」です。

創造性がない分析は単純に集計を行なうこととなんら変わりありません。

分析のクリティカルシンキング

先に創造性と述べましたが、いくら創造性が働いたからといって、そもそも分析するための前提を捉え間違えているとなんの役にも立ちません。

前提をいくつも作ることはクリエイティビティですが、それらをもっともらしいと判断するのは
クリティカルシンキングという能力です。

  • いま行っている分析は、実は何かしらバイアスがかかっているのではないか?
  • そもそも、この分析を依頼してきた人の説明は本当に正しいのか?

など、常に健全な批判的精神を持つことが重要です。

分析のコラボレーション

こと分析するにおいては分析する対象の知識がないと、データが本当に意味するものがわからない可能性があります。同じようなデータでも、例えば業種や業態によって意味合いが変わります。つまりドメイン知識が必要になります。

しかし、その知識を分析者が一人で全てを理解するのは困難です。

であれば、それに詳しい人と組めば良い。

Appleにおける二人のスティーブのように。

分析のコミュニケーション

コラボレーションとは、結局のところ人間関係です。そのためにはコミュニケーション能力が必要になります。

分析で考えた時、コミュニケーションとは「仲良くなれ」ということではありません。

必要なのは「聞き出す力」です。誰かに分析を依頼されたとして

  • このデータは何に使うのか
  • このデータで必要としているものは何か?

など、分析をする人がデータを集めているとは限らないので、どんな意図でデータを集めたのか、そもそもこちらが考えている内容は依頼してきた人の思惑とブレていないか、常にコミュニケーションをとっていくことが重要です。

4つのCは鍛えられる!

ここまで、分析に必要なスキルとして4つのCについて説明してきました。

ただ、「もとからクリエイティブな人はいいな」「そもそもコミュ力ないから」という声も聞こえてきそうです。

これらはあくまでスキルでしかありません。つまり鍛えることができるのです!

次回は鍛える方法について解説していきます。

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